生きた雑巾

制作 : 田口茜 笹本健斗 神野博夢 石田剛

「モノには神が宿っている」という観念が現代の技術によって蘇る。
「ぞうきん」と呼ばれた瞬間、モノは乱雑に扱われる運命が決まる。雑に扱われるモノのことを考えて欲しい。
私たちは普段ないがしろにしている雑巾に焦点を当て「生きた雑巾」を制作した。
生きた雑巾は体験者に絞られることで痛みを感じ、やがて泣き始める。
体験者がバケツの上で濡れた雑巾を絞ると、まるで生きているかのようなうめき声を発する。
それを繰り返すと、耐えきれない雑巾はたまらず泣き出してしまう。
日常ではあり得ない「モノの感情」を体験者に提示する。

アートアンドテクノロジー東北2014 優秀賞